テロワール

ヴェルのテロワール(土壌)は、明確な特徴を持った主な二種類のテロワール:ローズ (lauses) とガレ (galets)に 広がっています。

この 自然の恩恵 が補足し合って、タヴェル・ワインの多彩さと特性が生まれるのです。


ーズ・テロワール (石垣用白色石灰岩) は、タヴェルの西地域を占めます。森林丘に囲まれた背斜谷に位置し、石灰母岩上にある赤粘土の混じったローズに覆われたこの地質は、かつてガリーグ(南仏の潅木地)とオリーヴの伝統的な土地でした。16世紀に葡萄栽培が大勢を占めるようになった、このテロワールは、生産性は少ないとは言え、その反面、タヴェル・ワインの例外的な爽快さの基となる、非常に密な芳香性さをもたらすのです。自然という働きによって、この葡萄耕地は土質の貧しさを乗り越えて、真似の出来ない爽やかな銘醸ワインを産出します。

ツゲ、コジアオイ、ネズの木々に取って代わった葡萄の木は、その移り変わりをワインに伝えるために、周囲の地中海的な芳醇な芳香性を保ち続けて来たのです。

レ・テロワール は、百万年以上の地質層を成す、ローヌ高段丘を占めます。第四紀の始め、創造に余る激流ローヌ河は、ラクロー(La Crau)地帯に、広大なモンテリマール砂利床を残しました。この洪積拡散によって、今日のいくつかの例外的なワイン・テロワールが生まれたのです。現在のローヌ河に向かい合って位置する、タヴェルとシャトーヌフ・デュ・パプの段丘はこのようにして出来たものです。

赤色化した粘土性の土壌で、10、20、また30cmほどの丸石の見事な堆積は、忘れられない光景です。これらの硅石は、アルプスから取り剥がれて運ばれ、途中で磨かれ、時とともにその表面が滑らかになったものです。

単純作業を許さないこの土壌で、葡萄の木々がその力強さを表現します。芳醇性、アルコール度のバランス、ローブ、有機質によるしっかりした構造等々が、他と比べて差別性を作り、タヴェル・ワインの品質の確かさと、密度の高さを約束します。 .

と砂利の傾斜麓テロワール 古くから、タヴェルの葡萄栽培者達は、傾斜流域地帯のテロワールに居を定めてきました。この地域は、日豊かな南南東に有利に位置し、前述の両麓にあって、なだらかな湾曲段丘を成します。

この軽く、浸透性のある土壌は、春になると、早い温暖気候によって葡萄の早期収穫が特徴です。繊細な土壌とあいまって、豊かな日照量は、木目細かな芳香を確かなものにし、タヴェル・ワインに一種の複合的な調和を添えます。 .

自然は、言うまでも無く豊かですが、公平ではありません。タヴェルのワイン生産者達は、例外的なテロワール風土の恩恵を受けてきました。


タヴェルのテロワール・マップ をご覧ください(28ko)